1st DEMOn音源をつくりましたね実際。

AYANO 1stDEMOn equipment

バンドが始まってから初めてのデモ音源を制作、発売した。

2021年2/20(sat)リハーサルスタジオ新宿ペンタにてレコーディングを開始。この日はドラムの録音を中心に行ったが、トップに配置したマイクにノイズが混じるなど問題もあり。ベースギターパートも同時にライン録音。ボーカルは別録り想定にて録音は回さず。複数曲を録り、結果2曲に絞る。
ドラムスのマイキングについて。特にバスドラムのマイキングには骨を折った(折ってない)。まず、ショートブームが無い。スタジオペンタ新宿店はお気に入りのスタジオなので常から頻繁に利用していることから選んだが、ショートブームスタンドは今後設備として導入していただけるとうれしく思う。畢竟、バスドラム収音にはロングブームスタンドとSHURE SM58を使用。バスドラム専用マイクや専用スタンドが欲しかったが、欲しがりません、勝つまでは。欲しかったが。仮にショートブームスタンドがあったとして。やはりバスドラムのホールに十分挿入するには機構が適していなかったであろう。
そしてトップLRに配置したのはみんな大好きBehringerのステレオペア・コンデンサマイク、”C-2”(税込市場価格¥6,180)。C-2である、C.C.では無い。素晴らしいマイクである、素晴らしく廉価なマイクである。マイクそのものは十分な働きをしてくれた。その仕事に敬意を表する。しかしマイク結線を東福寺に任せ、且jijiの確認が甘かったことから、片側の挿しが甘くノイズが乗ってしまっていた。この速度なら言える、東福寺のバカ。これにより、numerareイントロやimperium中間部における東福寺の流麗なシンバルワークを存分に表現することができていないことは悔やまれる。

▼持ち込み機材
MacbookPro
Steinberg Cubase
RME Fireface UC
BEHRINGER ADA8200

SHURE SM58/SM57
Behringer C-2

 

3月、初台NOAHのコンテナハウスにてjiji、ボーカルパートを録音。深夜パックにて2曲のボーカルパートを録りきる。メインメロディに加え、思いつきでコーラスを重ねていく。ここで録りきらねばならない、良し悪しは兎も角次々とボーカルを録音した。このコンテナスタジオの常設機材にはかの高名なマイクプリアンプ、WARM AUDIO WA273があり、大いに活用させてもらった。しかし使い方を把握しておらず、これで合っていたのかはいまでもわからない。レベルオーバー気味であったのはここだけのひみつだ。

▼持ち込み機材
MacbookPro
RME Fireface UC
Steinberg Cubase
RODE NT-2

 

4月、東福寺のコーラスパート、腹太鼓を追加録音。併せてMIX、マスタリングを行う。

▼持ち込み機材
iPad
Steinberg Cubase
Native Instruments KOMPLETE AUDIO 6
RODE NT-2

 

2021年4月に行われたミックス、マスタリング作業。jiji制作環境はYAMAHA Steinberg社製Cubase。当時のバージョンは11だったか。自室兼スタジオであるn代目索海庵にてミックスを行った。
このミックス〜マスタリング作業は混迷を極めた。確かに自前でミックスを行うことで、納得がいくまで存分に時間をかけて煮詰めることはできる。十分に良い音質で録音できたとは言い難いドラムスのポスプロには最も時間が掛かった。バスドラム、スネアドラムの音をトリガーで抽出し音色を重ねるなども試したが、最終的にこれらは省いた。索海庵のモニター環境はIK Multimedia iLoud、SONY MDR_M1ST、AKG K712proの3通り。スピーカーである程度の音量を出すことができない環境であるため、主としてヘッドホンミックスとなった。索海庵でミックスをしては、稀に借りる機材車を利用してエアー確認、の繰り返し。マスタリング作業も同様に連綿と行ったが、当然マスタリングだけはエンジニアに依頼したかった。

 

 

5月、CDの全体デザイン。そしてbandcampでの先行発売。キャベツより安いぞなもし。

6月、フィジカル発売。6/6を発売日とし、amazon.co.jpおよびディスクユニオンにて取り扱い開始。

AYANOとして初ライブを行ってから実に2年余の歳月が流れていた。
人間の寿命を60年ほどと考えると、どこまで行けるのかは逆算できる。
もうすぐそこまで。

 

楽曲はimperiumとnumerareの2曲、およそ27分を収録。いきなりAYANOの真骨頂であると思った。思った。三頭火眼烏のスタンドへと転じる本体の顛末に関する歌、そして天国へ行くための数え歌。フィジカル版には歌詞カードを付けてみたが果たして。
ジャケットに使用した画像は2014年9月に東京都西多摩郡奥多摩町で撮影したもの。ブックレットの写真はいつかの月夜。
とてもかわいいCDR(記録面が黒い)を見つけたので紙ジャケットと合わせて制作。すべてお手製にて限定枚数を作った。買ってくれた人間もいる。どうもありがとう、これでも喰らいたまえ。

M1 imperiumは2020/1/4にjijiが録ったリフから作成。
M2 numerareは同年5/16に行われた東福寺とのスタジオ・セッションでほぼすべてができあがった。翌年11/5、やはりスタジオ・セッションにて第2楽章が追加された。
両曲共に2020/7/23三軒茶屋ヘブンスドア初演。

下記にて販売している。

book 1 : the Demon-stration of inside out
初のデモ音源を数量限定CD化。 M1. imperium - 三頭火眼の烏、スタンド名「ナベリウス」へと転じる本体の顛末。 M2. numerare - 天国へ行く数え歌を見つけた男のアルス・マグナ。
book 1 : the Demon-stration of inside out / ブック・ワン:ザ・デーモン-ストレーション・オブ・インサイド・アウト/AYANO/アヤノ (Metal)|HARDROCK & HEAVYMETAL|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net
book 1 : the Demon-stration of inside out / ブック・ワン:ザ・デーモン-ストレーション・オブ・インサイド・アウト/AYANO/アヤノ (Metal)/HARDROCK & HEAVYMETALの商品詳細ページです。新品CDからレコード、紙ジャケ、中古のレア盤など各種を取り扱...
book 1 : the Demon-stration of inside out, by AYANO
2 track album

 

 

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